SG コラム&レポート倶楽部


2013年6月17日

すぐにわかる会計管理システム Vol.9

今回は会計管理システムのサブシステムである手形管理について説明をして行きたい思います。

会計管理システムで言う手形とは大きく分類すると「支払手形」と「受取手形」ということになります。

これは手形を振出した側と受け取った側の立場によって呼び名は変わりますが、実際は総称として約束手形と呼ばれています。

それでは手形はどのような時に振り出すのでしょうか?

手形を振り出す側は、その時点で現金や預金がなくても支払い側の会社の信用を元に支払を行うことができる支払の手段です。

この手形を振り出すことで現金としての支払を手形決済日(換金可能日)までサイトの期間(支払期限)を延ばすことができるのです。

その分支払側が有利な条件で取引を行うことができます。

当然ながら、取引の事前に支払先との契約で支払条件を決める際に、手形の支払を行うことを明示する必要があります。

それは受け取り側にとっての手形払いが、不利な条件になるわけですから、なるべく不利のない取引にするために交渉を行うのです。

信用が無い取引先とは手形の取引は行いません。ですので最初の取引から手形でとは、なかなかならないのです。
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2013年6月10日

すぐにわかる会計管理システム Vol.8

今回は会計管理システムのサブシステムである配賦管理について説明をして行きたい思います。

配賦とはある特定の基準によって配賦元から配賦先へ金額を振り分けることです。

会計管理システムでの配賦元は間接費になります。配賦先となるのは、直接費を計上した部門であり場合によってはプロジェクトとなります。

これは企業によっても異なりますが上記のように部門毎やプロジェクト毎に間接費を計上しているかにもよるのです。

ここで直接費と間接費という言葉がでてきましたが、それはどのようなものなのでしょうか。

製造業で直接費というと、製品を製造する際に直接かかった費用です。例えば、実際に製品作成に従事した人の労務費であり製品を作成するための原料費や材料費のことです。

以下にチョコレート製造の製造原価における直接費と間接費の分類をしてみます。
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2013年6月3日

すぐにわかる会計管理システム Vol.7

今回は会計管理システムのなかでも管理会計といわれる部分の帳票についてから説明をして行きたい思います。

前々回(第5回)提示した帳票の一覧表で20.の部門比較帳票から始めます。

20.部門比較帳票 

月次決算時に勘定科目ごとの部門別の当月残高を出力します。
部門を横展開し収益や費用の比較を行います。
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2013年5月27日

すぐにわかる会計管理システム Vol.6

今回は会計管理システムから出力される帳票の中でも月次決算において出力される財務諸表およびその他管理帳票について代表的なものの説明をして行きたい思います。

前回提示した帳票の一覧表で9.の貸借対照表から始めます。

9.貸借対照表

言わずと知れたバランスシートです。企業の財政状況を確認するため、会計単位でのB/S勘定の残高を出力します。
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2013年5月20日

すぐにわかる会計管理システム Vol.5

今回は会計管理システムから出力される帳票について説明して行きたい思います。

まずこれから説明する帳票の一覧を以下にあげます。

以下にあげた帳票がすべてではありません、もちろん企業によってレイアウトや内容が異なる場合もあります。
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2013年5月13日

すぐにわかる会計管理システム Vol.4

今回はまず、債権管理システムからの仕訳連携についてまとめて行きたいと思います。

販売管理システム等で得意先との契約で締めのタイミングを決めて、締めを行った時点の売掛金の残高を元に請求を行います。

得意先は受け取った請求書にある請求金額を入金してくるのです。

債権管理システムでは、入金された口座の入金記録より入金情報を作成します。

この入金情報が会計管理システムへ連携され入金日単位で入金伝票が生成されます。この際、債権勘定である売掛金には得意先の情報も付与されます。

以下はいくつかの入金方法によって作成された入金関連の仕訳イメージになります。
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2013年5月7日

すぐにわかる会計管理システム Vol.3

今回は、他システムとの連携の仕訳についてまとめて行きたいと思います。

会計管理システムの主なインプットは仕訳伝票入力になります。
販売管理などのシステムが必要なある程度の規模の企業では、この仕訳伝票をすべて手入力することはデータが大量に発生するため業務上現実的ではありません。
通常のERPシステム(統合型とも業務横断型とも言われます。)では、自動的に仕訳を生成するような仕組みになっているのです。

以下にERPシステムで行われる自動仕訳のデータの流れを表します。
※当コラムでのERPシステムは特定のパッケージをさすものではありません。
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2013年4月30日

すぐにわかる会計管理システム Vol.2

今回は借方貸方についてと仕訳についてもう少し詳細な説明をしたいと思います。

まず前回説明しました勘定科目は、借方科目と貸方科目という分類がなされているのです。

貸借対照表でいうところの資産を表す科目は借方科目といい、負債や資本を表す科目を貸方科目と言います。
また、損益計算書では売上原価や人件費などの費用は借方科目といい、売上高など収益を貸方科目と言います。
そして貸借対照表に出力する科目をB/S科目といい、損益計算書に出力する科目をP/L科目とも言います。
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2013年4月22日

すぐにわかる会計管理システム Vol.1

すぐわかるシリーズの第四弾として会計管理システムを取り上げます。

会計管理とは、簡単にいうと会社のお金のやりくりを管理することで、その一つ一つのお金のやりとりを積み上げて、一目でわかるようにしたものです。

その一目でわかる資料とは、ずばり財務諸表のことです。会計管理システムの機能の一つとしてあるのが財務諸表を作成することなのです。

ところで今、財務諸表と書きましたが会計という言葉以外に財務という言葉を聞いたことがあると思います。

私もいままでいろいろな会社でお話を聞いてきましたが。会社によっては、会計といったり、財務といったり、経理といったり、または計理といったりもします。
厳密にはそれぞれ意味合いが違いますが、その会社の業種や部署や文化でその呼び名が変わるようでした。
会計システムの導入を行ったいた私としては、それぞれのお客様を立てて会社ごとに呼び名をかえてお話をしてきました。

システムでも同じで、会計管理システムといったり財務管理システムと言ったりもします。経理システムとも言いますが経理管理システムとはあまり言わないですね。

なるべく簡単に済ますために、ここでは会計管理システムとしてお話を進めて行きます。
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2013年3月25日

すぐにわかる販売管理システム Vol.4

前回は発注・仕入・債務管理についての説明をしました。
今回は販売管理の最終回で在庫管理について説明をしたいと思います。

在庫管理とは、得意先からの受注や注文に対して「納期」どおり出荷するために、
仕入先から商品を購入しておき自社の倉庫でその在庫量を管理することです。
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