すぐにわかる生産管理システム Vol.4

第4回 すぐにわかる生産管理システム


前回は、生産管理システムの要件を2つ整理しました。いままで4つの要件を提示しました。
いよいよ残り2つの要件の整理をしたいと思います。


このコラムは、私自身の勉強としてまとめた内容を再編集したものです。参考文献は以下の本となります。
生産管理システムのご理解にお役立てください。


すぐに役立つ 生産管理基本としくみ

生産管理システム要件の整理5  ?拠点工場が複数ある場合でも・・・


ある程度の規模の生産工場を持つ企業の場合、拠点工場が複数ありそろぞれ違うものを製造している場合も考えられます。
このような場合の想定も必要となり、拠点工場別の対応機能が求められるわけです。


拠点工場対応機能


拠点工場対応機能は図のように拠点工場別に生産指示をだせることです。
生産管理システム上で生産指示が一つだけしかだせないのであれば、
本社として各拠点工場を統括することさえできないことになります。


最後の要件としてアラーム機能について説明します。

生産管理システム要件の整理6  ?アラームが無いと大変なことに・・・


生産管理システムの要件の中に、問合せ画面機能がありましたが、自分から行うチェックには限界があります。
これを補う機能としてあるのがアラーム機能になります。
この機能があることで、ある設定条件を超えた場合に、視覚的に注意を促すことができるため、
この機能によって人間がチェックする内容でも限りなく漏れを無くすことができるのです。


アラーム機能


アラーム機能は図にあるように特に重大な3つの遅延についてのアラームを出すことで、
生産拠点での致命的な状況を回避するのに役立つものなのです。


以上4回にわたって生産管理システムの提案および導入を意識して要件の整理に重点を置きました。
今回のコラムでまとめた内容が頭に入っていればある程度の生産管理の話(要件定義なども)ができるのではないかと思います。