すぐにわかる会計管理システム Vol.5

第5回 2013年5月20日 すぐにわかる会計管理システム Vol.5


今回は会計管理システムから出力される帳票について説明して行きたい思います。


まずこれから説明する帳票の一覧を以下にあげます。


以下にあげた帳票がすべてではありません、もちろん企業によってレイアウトや内容が異なる場合もあります。


会計管理システムから出力される帳票一覧


これは日々の業務で出力するものと月次決算のタイミングで出力するものと年度末業務で出力するものといった違いになります。
日々の業務では、仕訳伝票の入力担当者が自分で入力した仕訳伝票の確認を行うために該当の仕訳伝票のみを出力します。
確認完了後、上長に承認を依頼します。


そして入力した伝票が承認され、その日の実績に反映することになります。また、この承認業務によって当日の実績に反映するだけでなく当月の実績にも反映がおこなわれるようになっています。


実績に反映が行われると当日分の集計値と当日までの集計値が算出されます。


日次業務の流れ


1.仕訳伝票


入力原資をもとに仕訳伝票入力を行った結果をこれで出力します。この入力原資は手書きの仕訳伝票である場合もあります。
入力データの量のボリュームにもよりますが手書きの仕訳伝票で承認をもらってしまい、入力した伝票は即承認してしまう運用もシステムによっては可能となっています。
この帳票の要件としては、仕訳伝票入力で入力された項目の内容がすべて出力されていることです。
また直接入力することで出力した仕訳伝票を証票として使用する場合もあります。


仕訳伝票のイメージ


2.仕訳日記帳


日締めした当日のすべての仕訳伝票を出力します。本日の取引のすべてをこの帳票でチェックします。


仕訳日記帳のイメージ


3.日計表


日締めした当日のすべての仕訳伝票を勘定科目ごとに集計した結果を出力します。勘定科目単位での集計値及び貸借の整合性をチェックします。


日計表のイメージ


4.現預金残高出納帳


日締めした当日の現預金科目ごとに元帳形式で仕訳伝票を出力します。


現預金残高出納帳のイメージ


5.金融機関取引状況表


日締めした当日の金融機関ごとの預金種別単位(勘定科目単位)での残高を出力します。
当該帳票を出力するための前提条件として勘定科目の補助単位に金融機関の設定を行う必要があります。


例)三井住友0009、みずほ0001、三菱UFJ0006等のコードで勘定科目と金融機関を紐づけます。


金融機関取引状況表のイメージ


6?8.手形明細表・集計表(決済期日別、取引先別、金融機関別)


振出日や決済日や異動日といった手形の異動が発生した場合に出力し受取手形・支払手形の残高との整合を確認します。


決済期日別手形明細表のイメージ


以上今回は日次帳票についての説明をおこないました。


次回は月次帳票の説明に入って行きたいと思います。